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【ウソ(鷽)】 |
分類 |
スズメ目アトリ科 |
学名 |
Pyrrhula pyrrhula |
英語名 |
Bullfinch |
体長 |
翼長8.5〜15.5cm |
体重 |
スズメ大 |
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名の由来は口笛を意味する「おそ」から来ており、ヒーホーと口笛のような鳴き声を発することからウソと名付けられた。その細く、悲しげな調子を帯びた鳴き声は古くから愛されている。現在ウソは130円切手デザインのモデルになっている。
体はスズメよりやや大きく、頭の上と尾、翼の大部分は黒色、背中は灰青色。くちばしは太く短く黒い。雄の頬、喉は深紅色をしているが、雌にはこの深紅色の部分はない。雄はテリウソ(照鷽)、雌はアメウソ(雨鷽)と呼ばれる。
ヨーロッパ、アジアの北部に分布、山地の樹林に住み、枝の上に椀形の巣を作る。木の実や芽、昆虫などを食べ、時にはサクラ、ウメなどの花やつぼみもたべてしまう。
太宰府天満宮では「天神様の使い」とされ、ウソを模した木彫りの人形「木ウソ」は太宰府土産の定番となっている。
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