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夏鳥。渓流沿いの林を好む。木の頂で、少し立ち加減の姿勢で美しい声で複雑にさえずる。さえずりの最後にジジッと濁った声が入るのが特徴。声を頼りに、高い木の頂上付近を順番に見ていけば見つけられる確率が高い。 雄は胸から顔が黒く、腹部は白く、背中側はあざやかなブルーの美しい鳥だが、雌は全身褐色で目立たない。 主に飛んでいる昆虫を食べ、餌を見つけると枝から飛び出して捕まえては戻るという行動(フライキャッチ)を繰り返す。 春秋の渡りの時期には身近な公園などに休憩に立ち寄るため、4月下旬から5月上旬、9月後半から10月いっぱいは観察することができる。秋はその年に生まれた若鳥(オスはメスに似るが、翼から尾にかけて青色がある)を見ることもある。 |