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【ミソサザエ(鷦鷯)】
正式名称:ミソサザイ

分類 スズメ目 ミソサザイ科
学名 Troglodytes troglodytes
英語名 Winter wren
体長 翼開長約16cm
体重 7-13g

ミソサザエは、日本にいる野鳥の中でキクイタダキと共に最も小さい鳥です。囀(さえず)りは複雑ではありますが非常に美しく、飼い鳥として珍重されています。

からだが小さいためか、体力がありませんのですぐ死んでしまいますので飼鳥家の中では、難鳥の一つと数えられています。

ミソサザエは夏のあいだは、山地の森林などで生活しているようです。
秋から冬にかけて、平地におりて来て、人家の近くにも姿を見せることがあります。ちょうど、ウグイスがこの季節になると山から都会に降りてくるのとにかよっています。

鳴きも冬場の、ウグイスの笹鳴き「チャチャ」と同じような地鳴きをします。動作が敏しょうで、尾羽をたえず上下、左右に振りながら活発に枝移りして止(とど)まることを知らない、可愛い鳥です。





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