ジョウビタキ(オス) 体長14cm 冬鳥。 秋に渡ってきてしばらくの間はさかんになわばり宣言のためヒッヒッ、カッカッと鳴く。 このカッカッという鳴き声が火打ち石を打ち合わせる音に似ていることから「火焚き=ヒタキ」という名が付いた。尾を細かく振るわせるのがこの鳥のクセ。 写真は雄で、頭のシルバーグレーと顔の黒、お腹から尾にかけてのオレンジ色が美しい。 メスは全体に褐色だが、腰から尾にかけては雄と同じくオレンジ色で雌雄ともに翼に白斑がある。 この斑点を家紋にたとえて、この鳥のことを「紋付き鳥」と呼ぶ地方もある。 なわばり意識が強く、雌雄ともになわばりを持つ。 これは主に昆虫などを食べる動物食で、餌の少なくなる冬に各自でなわばりを確保する必要があるため。 よく鏡に写る自分の姿に向かって攻撃する姿が見られる。 |
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